「六然」とは、
中国古代の学者「崔銑(さいせん)」が残した言葉です。
六然
自処超然 処人藹然 有事斬然
無事澄然 得意澹然 失意泰然
一、自処超然(じしょちょうぜん)
自分自身に関しては、世俗の物事に囚われないようにする。
二、処人藹然(しょじんあいぜん )
人と接しては相手を楽しませ心地よくさせる。
三、有事斬然(ゆうじきぜん)
何かことがある時は、ぐずぐずしないできびきびとやる。
四、無事澄然(ぶじちょうぜん)
何も問題がない時は、水のように澄んだ心でいる。
五、得意澹然(とくいたいぜん)
得意なときほど、静かで安らかな気持ちでいる。
六、失意泰然(しついたいぜん)
失意のときにも、泰然自若としている。
いつも意識していたい良い言葉だと思います。
言うは易く行うは難しですが、
少しでも立派な人間になれるよう努力したいと思います。