十三代目市川團十郎白猿襲名披露公演を観に
博多座へ行って来ました。
市川團十郎の襲名披露公演は
今回を観に行かなければ
恐らく自分が生を終えるまでに
二度と観ることは出来ないだろうと思い
チケットを取りました。
歌舞伎を劇場に観に行くのは初めてですし
歌舞伎のことについては素人ですが
観劇後には
今回観ることが出来て本当に良かったと思いました。
私が観に行った昼の部は
「矢の根」「外郎売」「景清」の三幕で
いずれも歌舞伎十八番です。
どの演目もとても素晴らしかったです。
「外郎売」で初舞台を務めた
「外郎売」の眼目である雄弁術を淀みなく披露して
とても立派でした。
また
「景清」を演じた團十郎は「荒事」の始祖に相応しく
とても荒々しく豪快でありながら華やかでした。
各演目の間に30分の休憩があったのですが
折角なので劇場特製の襲名弁当をいただきました。
とても幸せな気持ちになりました。
襲名披露興行は
昨年10月31日の歌舞伎座での「顔よせ手打式」を経て
来年の10月まで各地で行われるようです。