私が20代で
配属先で困難を抱え孤立していたときに
あなたは救世主のようにあらわれました。
何度もあなたに対して苦しみを吐き出したけれど
いつも笑顔でそれを聞いてくれました。
40歳の手前で
花形の部署から地方へ配転され
失意に落ち込んでいた時も
酔い潰れるまでともにいてくれて
「頑張れ」と応援してくれました。
だけど
あなたが苦しんでいるときに
私はなんにも力になれなかった。
本当に悔やんでも悔やみきれない。
散々に愚痴を言いあったあと
二人でよくカラオケに行きましたね。
あの頃あなたがよく歌っていた曲を
ここ数日何回も聴いています。
本当にありがとう。
おこがましいようだけれど
私もあなたのように強く生きていきます。
“いつまでも忘れはしないよ 君に会えた夏の日を”