Road to Rebirth

Through life and death, a chainless soul, with courage to endure !

趣味を探せ!

サラリーマン川柳の入選作品に
「趣味探し 定年前の 大仕事」
というのがあった。


僕には何もかも忘れて熱中できるほどの趣味がない。
時間がたっぷりある今でも
暇を持て余している。
刻々と近づく定年に
心境はサラ川と似たような感じだ。


星野リゾートの代表である星野佳路さんの
記事を読んだ。
「リゾートの革命児」と呼ばれる星野さんは
さぞかしバリバリの仕事人なのだろうと思ったけど
意外にも、大事にしているのは
趣味のスキーをする時間なのだという。
星野さんはこう語る。
「ある程度の年齢になると
『自分の人生における最後の後悔はなんだろう』と
考えます」
「ビジネスの成長は終わりがないですよね。きっと、
いずれは次の経営者にバトンタッチして
星野リゾート』は続いていく。
そう考えたとき、
『もっと仕事を一生懸命やっておけばよかった』
という後悔は、わたしの中にはおそらくないと思うのです」
「むしろ、考えられるのは、『もっと滑っておけばよかった』
という後悔。」


僕も仕事に関しては後悔はない。
いちサラリーマンが職場から去ったといっても
組織は何の支障もなく回っていく。
そこに何のノスタルジーもない。


それよりも、星野さんが言う
「滑っておけばよかった」という後悔を
しないように、好きなことをする時間を大切にする。
これこそが人生後半戦を迎えた人が行うべき
賢明な選択ではないだろうか。


さて、何を大事にしていこうか?
それが問題だ!
冒頭のサラ川ではないが
大仕事だ!